2017年10月28日土曜日

2017.10.28 ダイスキンを使い終えた

● 1冊をちょうど2ヶ月で。以前よりもつようになっている。つまり,書く量が減っている。つまらないことを書かないようになったのだから良いことだ。
 いや,それでもなお,つまらないことしか書いてないんだけど。

● 手書きの楽しさをダイスキン(+Preppy,Plaisir)のおかげでたっぷり味わうことができた。その楽しさにも飽きてきた(?)のかもしれないし。
 Twitterでライフログを残すようになったので,ダイスキンに書くことが減ったってのもあるかもしれない。

● ぼくが108円のダイスキンで平気なのは,藁半紙を知っている世代だからだろうか。いや,そういうことではない。ダイスキンの品質に問題がないからだ。
 108円でこれだけのノートを作れるのは,あたらめて驚異だ。生産過程,流通過程で悲鳴をあげている人がいるのかもしれないが,基本,それは消費者の与り知るところではない。

● ちなみに,フェアトレードというのに,ぼくはあまり関心がない。消費者として適正価格で買いましょうと言ったって,どれくらいが適正なのかなんてエンドユーザーにわかるわけがない。市場が決めた価格が適正なのだ。
 もし生産者が搾取されているのだとしても,フェアトレードなんぞというオタメゴカシでそれを是正することなどできない。流通業者や生産国の為政者・役人のポケットに入るのが落ちだろう。政府が出しているOEDですらその問題が指摘されているのだ。
 自分はフェアトレードで買ったと悦に入るのは勝手だけれど,自己満足の域を出ない。実効はおそらくないものだろう。
 ま,ダイスキンがフェアトレードの対象になるとは思えないけど。

● Preppyの前は,ダイスキンにはシグノを合わせていた。それで「ダイスキン*シグノ+Bindex*Hi-TEC C COLETO=無敵艦隊」だなどと思っていたんだけど,来年からこのスタイルを変えてみることにした。
 Seriaで買ったA6マンスリー手帳とA6CampusをコクヨのSYSTEMICに挟んで持ち歩くことにした。手帳を変えるのはぼく的には大きな変化。ずっとBindexを使ってきたから。
 仕事環境が大きく変わり,一兵卒に戻ったのと,内勤で人に会うことがなくなったのが,手帳を変えようと思った理由だけれど,そのために明日から使うダイスキンがとりえず,最後のダイスキンになるかもしれない。

● ダイスキンからCampusに移るのはたいした変化ではないと思うけど,じつはまだ迷っている。Bindexとダイスキンを継続しようかなぁ,と。

2017.10.28 祝 Preppy,販売本数1千万到達!

● 宇都宮はベルモールの落合書店の文具売場。Preppyの売場を覗いて,Preppyの販売本数が1千万本に到達したことを知った。Preppyファンとしては嬉しい。
 が,いくら200円だからといっても,この時期に1千万本は売れすぎのような。万年筆を使う人って限られているだろうからね。

● たぶん,短期間で捨てられているのだと思う。
 なにせ,軸もキャップも樹脂だから,嵌合式のキャップを抜き差ししていると,1週間か10日でキャップに縦ヒビが入る。この時点で,捨ててしまう人がけっこういるのじゃないかな。
 これはね,使用前にキャップの元のところにテープを巻いておくことによって防げるよ。

● 嵌合のための突起も樹脂だから,そのうちに擦り減ってくる。つまりキャップがカチッと嵌らなくなる。
 瞬間接着剤を突起部にほんの少し付けてやると,嵌合が復活するよ。

● Preppyって,200円万年筆をどれだけ長く使うかっていうゲームをするためのものだと思う。
 ぼくは3年使ったよ。ペン軸,ペン芯はまだまだ使えそうだったんだけど,キャップの一部が剥離したところで,さすがに使用終了とした。
 ま,200円だからね,使い捨て感覚が正しいのかもしれないんだけどね。

● ちなみに,ダイソーに行くと,百円の万年筆がいくつか売られているけど,これは買っちゃダメですよ。Preppyとの100円差は天地の差。

● 今はPreppyの兄貴分のPlaisirを使っている。ペン軸,ペン芯はPreppyとまったくおなじもの。万年筆はこれで充分だと思っている。
 字を書くための道具として使う分には,まるで不満はない。少なくともぼくにとっては,これ以上は過剰品質になるだろう。

● 万年筆は手入れが必要な筆記具だけど,一番の手入れは毎日使うこと。
 これ,万年筆に限りませんね。楽器もそう。住宅なんか住まなくなると朽ちるのが早くなる。車だって毎日乗った方がいい。使うことが手入れですよね。
 人間の脳や筋肉なんか,典型的にそうですよね。少し使わないでいると,著しく劣化する。食生活がどうのこうの言う前に,まず使うこと。

2017年10月21日土曜日

2016.10.21 日経WOMAN 2017年11月号-手帳のコツ300

編者 安原ゆかり
発行所 日経BP社
発行年月日 2017.10.07
価格(税別) 694円

● 毎年恒例の手帳特集。けれども,今回は読むというよりザッと見るという程度にとどまった。
 どんな手帳をどう使うか,ということに以前ほど関心がなくなったからだ。引退世代の仲間入りをする年齢になった。
 だからといって,手帳なんて使っても仕方がないよとか,テキトーでいいんだよとかは,当然ながら言っちゃいけない。その程度のことはわかっている。

● 従来になかったのは百均手帳の紹介。ダイソーの文具売場はよく見ているつもりなんだけど,知らない製品があった。
 ひとつは,ダイソーの200円手帳。A5で週間レフト。ヘビーに手帳を使う人にも充分に役に立つんじゃないだろうか。
 Seriaにはバーチカルもあったんだね。それと,ダイソーのカレンダータイプ。見開きでB4になるのもあるらしい。1ヶ月をB4で俯瞰できれば,見やすいうけにけっこう書ける。これもちょっと惹かれる。
 が,来年はSeriaで買ったA6サイズのマンスリーで行くことにしている。

● “文具好き女子に聞く! 手帳×文具のすごいワザ34”という記事。文具メーカーに勤務している女子を登場させて,手帳の使い方を聞いている。
 キングジムの戸上みず紀さんは,ほぼ日オリジナル。マークスの名本優有里さんは,EDiT週間ノート スプール・プリュス。デザインフィルの藤田真理子さんは,ミドリのポーチダイアリー。コクヨの三上由貴さんは,ジブン手帳。
 最後に会社には属していない文具プランナーの福島槙子さんは,ほぼ日weeks。マステや紙のお香,付箋などを使って,手帳でどこまで遊べるかを追求しているような感じ。

● 総じて,女の人は遊び上手。手帳でタスクの漏れをなくすとか,スケジュールを管理するとかはもちろんやっているんだけど,そこにどれだけ遊べるかを加味している。
 あるいは,実用的にどう使うかよりも,カラフルにしたり,デコったりして,どう遊ぶかを先に考える。どう生きても一局の人生なら,遊びの要素を多くした方が賢いのだといえるだろう。

2017年10月15日日曜日

2017.10.15 ダイソーの極細フィルム付箋

● ダイソーの蛍光カラー極細インデックス。用途は本をよむ際の目印にすること。線を引く代わりにする。これなくしては本が読めないほどお世話になっておりますよ。
 使い始めたときには,この細さに扱いにくさを感じもしたけれども,こういうのはすべからく慣れの問題。慣れてしまえば,これより太い付箋ではかえって邪魔になると思えてくる。

● 蛍光カラーというくらいだから何色かの色があるんだけど,こちらとしては色によって用途を変えているわけではないので,色はたくさんあろうと一色しかなかろうと,それはどっちでもいいんだけど。
 この細さがよろしいということ。600枚入っているというのもいい。惜しみなく使える。

● ところが,その600枚入りの極細フィルム付箋が,最近,ダイソーの店頭から消えている。宇都宮のダイソー(ララスクとベルモール)にはなかった。
 ひょっとして,販売をやめてしまったのか。だとしたら残念だぞ。

● 目下のところ,最も使用頻度が高いのはダイスキンとこの極細フィルム付箋だ。ペンなんかだといくら安くても,いったん買うとしばらくもつ。2本も3本もは要らないから,いったん買うと次に買う楽しみも失われる。
 が,付箋は毎日消耗するものだから,次々に買える。ダイソーに行って買うものがあるというのは,何とはなしの安心材料。

● もし,これが廃番になれば,別のものを買えばいいだけなんだけどね。
 で,宇都宮ではなく地元のダイソーに行ったらあったんでした。あるだけ全部買ってきた。7つ。これでちょっと安心。

2017年10月12日木曜日

2017.10.12 ダイソーに新型メモパッド登場

● それから,こんなのもあった。A7サイズのメモパッド。5㎜方眼で80枚。ダイソー側の商品名は「カッティング方眼メモ」。
 従来,ダイソーにあるメモパッドの代表はライフのノーブルパッドによく似たもの。こちらはB7サイズだから,A7サイズのメモパッドは久方ぶりの登場ってこと?

● いや,ダイソーにはカバー付きのメモパッド(PUカバーメモ帳)があった。これはA7じゃないか。
 とすれば,このカバーを「カッティング方眼メモ」に流用できないか。が,「PUカバーメモ帳」のカバーはわずかにA7よりも幅が狭くて,A7サイズは入らないんでした。が,ロディアno.11用のカバーがピッタリじゃないかと思う。

● ロディアやニーモシネの約半額だから,価格的には驚きは少ないけど,日本製で高級感のあるルックス。百円ショップでもこういうものが出るようになったんですな。

● この種の製品もいろいろ買っちゃってるんで,今回は見送り。その前に,けっこう溜まっているメモパッド,使わなきゃな。
 ダイスキンに日記風にダラダラ書くのをやめて,思いついたことやアイディアをメモパッドに書きつけて,カードケースに保管しておいて・・・・・・っていうのに憧れる。クリエイティブな人っていうやつ。
 ただし,アイディアを出す生活を強いられているわけではないから,思いつきやアイディアなんてまず出てこない。せいぜい備忘録にしかならないだろう。

2017.10.12 ダイソー版トラベラーズノートを発見

● 宇都宮ララスクエアのダイソーで驚愕(?)の商品を発見。ダイソー版トラベラーズノート。ノート2冊に,ジッパー付きのクリアケースとカードを6枚収納できるリフィルが装着されていて,じつに250円。
 ノートがなくなったら,Seriaの「トラベルメモリーズノートブック」を補充することになりますかねぇ(→ところが,これは不可。ダイソー版は,長さが本家トラベラーズノートより2cmほど短いのだった)。

● 本家本元のトラベラーズカンパニー(ミドリ)の製品は,ノート2冊が500円だったかな。カバーは革製で4,000円ほど。それに対してダイソーはセットで250円。もちろん,革製ではないけど。
 おそらく,使い勝手に差なんてほとんどないと思う。耐久性もダイソー版で充分だろうと想像する。

● けど,トラベラーズノートのユーザーはダイソー版はバッタモノ扱いで見向きもしないでしょうねぇ。実際,パクリであることは明らかなんで。
 彼らのこだわりは使い勝手とは別のところにあって,そのこだわりの前には価格差なんて関係ないのだろう。

● おまえはどうするのか,って? ぼくはもともとこういうノートは使わない。こういうのは,自称自由人あるいはクリエイティブ系の方々がお使い遊ばされるものだという固定観念に縛られているんでね。自分が手を出すものじゃないと思っている。
 だから,いくら安くてもダイソー版も使わない。

● でもねぇ,250円と4,000円の違いって微差に過ぎないのかもしれないよね。つまり,ぼくら,普段からどれだけ無駄金を使っているのかってことなんですよ。
 飲みに行けば1万円とか使ってしまうわけで,その酒はほんとに必要なものだったんですか,ってことなんですよ。
 1日に1箱の煙草を吸う人は,年間で15万円の無駄金を使っていることになるんですよ。

● そういう生活をしておいて,たかが文具の値段に安い高いと言ってるのは(ぼくのことなんですが)おかしくないかってこと。おかしいよね,明らかに。

2017年10月9日月曜日

2017.10.09 伊東屋池袋店を覗く

● 池袋は東武百貨店の7Fに入っている伊東屋。銀座の本店は巨大すぎて,とりとめのない印象になってしまう。池袋店くらいがちょうどいい。
 とはいっても,それでも品揃えはさすがに伊東屋という感じ。

● 今の時期だと手帳売場が普段より拡張されているし,こちらもそこをメインに見て歩く感じになる。
 ただ,ぼくの場合,すでに来年の手帳は購入済み。ずっとBindexのNo.011を使ってきたんだけど,来年はマンスリー手帳を使ってみようかと思って,Seriaで百円手帳を買ったんで。

● けれども,Bindexに未練を残していて,あと数年はBindexで行こうかなぁ,と。百円の手帳なんだから捨ててしまっても惜しくはないし。
 で,伊東屋でそのBindexのNo.011リフィルを手に取って,自分に訊いてみた。これをもう1年使ってみるか,オレよ。
 結局,一度決めた路線変更はしないという結論に。

● 少なくとも男性の多くは手帳に関しては保守的だと思う。よほどのことがない限り,今まで使っていたものを変えることはないような気がする。特に,中高年の男性はそうだろう。
 したがって,能率手帳のようなオジサン御用達的な手帳は,ガッチリと固定ファンを掴んでいるようなもので,それこそオヤジ手帳と揶揄されようが何だろうが,ビクともしない。

● 伊東屋の手帳売場を見ていて,これほどの選択肢があると,色々と気持ちが動いてしまうかもしれないなと思った。柔軟性を備えた若い人たちや女性は。
 けれども,オジサンたちはピンポイントで目指す手帳を手に取り,そのままレジに直行するんじゃないだろうか。

● ぼくが手帳を変えようと思ったのも,自分の職場環境が大きく変わったからだ。要するに,第一線を退りぞいたからだ(もっとも,ぼくを知っている人なら,おまえが第一線にいたことなんてあるのか,と言うかもしれない)。
 そうでもなければ,手帳を変えるなんて端から考えなかったろう。

● ところで。ここで,巷では有名な文具のフリーペーパーの「Bun2」を初めて見かけた。内容は新製品を中心とした,要はカタログ的販促冊子。
 雑誌の文具特集も文具ムックも内容は似たようなものだから,情報としてはこれがあれば充分っぽい。ところで,これ,宇都宮の上野文具でも頒布しているとあるんだけど,見たことがないんだよなぁ。

● 今回は手帳特集。マンスリー手帳のユーザーが増えているらしい。想像するに,今まで手帳を使っていなかった女性が使い始めるようになったんじゃないかな。
 たぶん,手帳なんかなくても支障はない層。で,そういう人たちが選ぶのがマンスリーなのではなかろうか。

● 記事によると,ウィークリーを使って行うような細かいスケジュール調整は,スマホのスケジュールアプリでやる人が増えていて,紙の手帳はマンスリーでザックリとした見通しを得たいという人が増えているとあるんだけど,これはにわかに信じがたい。
 紙の手帳を使っている人が,Googleカレンダーを併用しているって,ちょっと考えづらいもんな。いや,いるのかね,そういう人が。

● 「Life is too short to carry Ugly Pen!」という言葉が紹介されている。「人生は醜いペンを持ち歩くには短すぎる」の意。
 見苦しいペンじゃなくて姿のいいペン(=高価なペン?)を使いましょうよってことか。醜いペンなんてこの世に存在する?

2017年10月7日土曜日

2017.10.07 石川悟司 『手帳は2冊持ちなさい』

書名 手帳は2冊持ちなさい
著者 石川悟司
発行所 フォレスト出版
発行年月日 2010.09.14
価格(税別) 1,300円

● このタイトルじゃ読む気がしない。のに,なぜ読んだのかというと,著者がMnemosyneの開発と販売に携わった人だとの紹介があったから。

● 新人のうちは1日1ページのものに何でも書くように,中堅になったらウィークリーを,部下を持つようになったらマンスリーを使うように勧めている。
 要するに,全体を把握する,部下の予定も把握するためには,そうした方が理に叶っていると言うのだが。

● 以下にいくつか転載。

 本書では「仕事を俯瞰する能力」を身につけるための「手帳活用法」を提案していきたいと思います。(p3)
 私は普段,手帳やノート,メモなどの文房具の企画・開発をしています。その際,強く感じるのは「誰にでも,どんな場面にも使える最強のツールなどあり得ない」ということです。(中略)実際に使う人は「いったいどんな人なのか」「どんな仕事を,どんなふうにしているのか」などを必死で考え,想定しながら,それぞれの人にフィットするさまざまな商品を開発していくわけです。(p27)
 「自分にピッタリの手帳が見つからない」とあなたが感じている一番の原因は,たくさんの機能を,一つの手帳に求めすぎているからかもしれません。(p31)
 時間管理が苦手な人にはある共通点があります。それは,仕事のボリュームがわかっていないという点です。(p50)
 私は,ウィークリータイプを使って時間管理をする場合,「どこに予定が入っているか」より,「どこが空いているか」「どこを空けておくべきか」という空き時間を大切にしています。(p67)
 何日も放置されている項目なら,「これは本当にやるべきことなのか」を改めて精査すべきです。リストに挙げてはみたが別に必須ではないという業務なのかもしれません。(p102)

2017.10.07 うさぎやTSUTAYA自治医大店を覗く

● 気になっていた自治医大前駅の「うさぎやTSUTAYA自治医大店」を覗いてみた。ちょっと時間をかけてね。
 まず,文具売場。際だった特徴があるわけではない。この時期だから,手帳を中心に売れ筋を並べている。

● ただし,エトランジェ・ディ・コスタリカの「リコレクション」を扱っている。もちろん,一部だけだと思うんだけど。
 その中にモレスキンタイプのノートがある。使ったことがないままで言うんだけど,たぶんモレスキンより高品質。っていうか,モレスキンより低品質のノートってこの世に存在するんだろうか。
 価格はモレスキンの半額。にもかかわらず,品質粗悪なモレスキンが売れ続ける不思議。

● モレスキンの決定的にダメなところは2つ。ひとつは筆記具を選ぶこと。万年筆で書くと必ず裏に抜ける。比較的裏抜けしにくいと言われているプラチナのブルーブラックでも抜ける。
 ふたつめは,ゴムバンドの劣化が急速に進むこと。伸びきってしまう。それでも本体を閉じる機能は果たせるんだけど,見た目がどうしようもなくだらしない印象になる。文具店でSampleにされているモレスキンは,ほぼ例外なくこの状態。

● まぁ,しかし。自分のお金で何を買おうと,買う人の自由。
 ただ,この世界ではダイソーのいわゆるダイスキンが存在するのでね。ぼくはダイスキンでこと足りている。だから,「リコレクション」も買ったことはありませんよ,と。

● 書籍売場の方を見ると,まず絵本コーナーの充実度が目を引く。親子で来て読み聞かせができるスペースもある。
 それから,いわゆる家庭医学関係。これは場所がらだろうか。

● さらに,レジャー・趣味関連が充実。アウトドアであるとか,旅行であるとか。これはなんでなんだろ。所得が多い人たちがたくさん住んでいるからだろうか。
 っていうか,このあたりは自治医大とその周辺にいくつもある診療所のお医者さんたちが住んでいるエリアで,たぶん,栃木県で最も高所得者の住宅街になっている。そういうことを予め知ったうえで,なんでだろうかなんぞと言っているわけですが。

2017年10月5日木曜日

2017.10.05 手帳戦線,いよいよ終盤

● 八重洲ブックセンター宇都宮店の手帳売場。ディスカバー21の“バラエティ手帳”も出揃っている。「夢をかなえる人の手帳」とか「うまくいっている人の手帳」とか。
 こういうものが出てくると,手帳戦線も終盤戦に突入したなという気がする。

● 気がするだけで,実際に売れ出すのはこれからなのかもしれないけど。
 来年の手帳は8月中に出始まって,9月前半で主要なプレーヤーは出揃う。けれども,その時点でパッと買う人は,特定の手帳のファンか,あるいは来年はこれにすると決めている人たちなんでしょ。
 大方の人が来年の手帳を気にしだすのは,11月や12月になってからなのかもしれない。

● でも,まぁ,“バラエティ手帳”が出てくると,終盤戦だなぁって気になる。まだ出ていないのは,「斎藤一人ついてる手帳」くらいか。

● ところで,「夢をかなえる」とか「うまくいっている」といったタイトルの手帳を使う人って,どんな人なのだろう。商品の外見からは,若めの女性をターゲットにしているっぽいんだけど。
 手帳で夢が叶うという言い方を真に受けてる人っているんだろうか。いるんだろうね。手帳で夢を叶える的なタイトルの本が,連綿と出ているもんね。連綿と出ているってこと自体が,手帳で夢は叶わないよっていう証明なんだけどね。

● いや,真に受けちゃいないけど,どうせ手帳は使うんだし,だったらこういうのを使ってみてもいいんじゃん,値段も違わないしね,っていうノリで使ってるのかなぁ。
 たしかに中身はバーチカルで,よくあるビジネス手帳とだいたい同じ。そこに“遊び”を加えているだけ。

● 何だかんだ言いながら,「夢かな手帳」は16年目になるらしい。このあたりは,供給側の勝利。