2016年11月18日金曜日

2016.11.18 耐水性-浸水事故に備えよ?

● ただ今使用中のノート(メモ帳)を水の中に落とす,あるいは雨に濡らす。すると,文字は滲んでしまって,たぶん読めなくなる。
 水性染料インクで書いているからだ。

● それを避けようとすれば,油性ボールペンで書くか,水性でも顔料インクを使うことになる。紙のノートに書いた文字が読めなくなるとすれば,最も可能性が高いのが,水濡れだろう。
 めったに起こらないことだとしても,ここのところは考えておいた方がいいのかもしれない。

● それを避けようとする究極の方法は,デジタル化してネット(クラウド)にあげておくことだ。こうしておけば,床上浸水の被害に遭おうが,大雨で天井が抜けるようなことがあろうが,ノートにお茶をこぼそうが,ビクともするものじゃない。
 かといって,アナログで書いたものをデジタルに変換するのは,現実問題としてやっちゃいられない。では,パソコンやスマホでメモを取るか。あり得ないや,そんなのは。

● 結局,Preppyではなくジェットストリームで書いた方がいいのではないかというあたりになる。耐水性を考えて備えるのであれば,“紙+油性インク”が最善。現実的な方法という枠内で考えればね。
 あとは書き味の問題。ぼく一個はいくら耐水性といっても,染料インクの(つまり,今使っている)万年筆で書いていくのがいいなと思っている。今さら,Preppyは捨てられない。

● というわけで,目下のところは,そういう事故が起きてしまったら仕方がないと思い決めて,水性染料インクのPreppyを使い続けよう。
 Preppyでも顔料インクを使うことはできるはずだけど。プラチナには顔料インクのカートリッジがあったものな。ただ,Preppyで顔料インクというのも大仰のような気がする。

● 正直,あまり考える必要もないような気がする。耐水性のペーパーも出ているけれど,特殊な職業の人でない限り,あまり必要としないだろう。
 トラベラーズノートを文字どおりのトラベラーズノートとして使うなら,水性インクではまずいだろうし,トラベラーズノート本体を防水仕様にしてくれと言いたくなるかもしれない。トラベラーは“特殊な職業”であるかも。

● 測量野帳には耐水ペーパーのものがあるけれど,できたのは最近だ(と思う)。それまでは普通の紙の測量野帳を雨の日にも使っていたのだろう。いや,今だってそうしている人の方が多いと思う。
 そういうふうにやりくりしながら使っていくのが,むしろ本来の使い方ように思う。

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