2016年11月9日水曜日

2016.11.09 『測量野帳スタイルブック』

編者 清水茂樹
発行所 枻出版社
発行年月日 2016.11.10
価格(税別) 1,200円

● コクヨの測量野帳。その測量野帳について,これほど詳しい解説がなされるのは初めてではないか。
 「もともとは測量の現場で使うために開発された業務用ノート」だけれども,サイズや堅牢さ,価格の安さが受けて,一般用途にも使われるようになった。
 LEVEL BOOK,TRANSIT BOOK,SKETCH BOOKの3種がある。一般用途に向いているのは,3㎜方眼のSKETCH BOOKだろう。

● 実際のユーザー(ヤチョラーというんだね)がたくさん登場する。いろんな使い方がされている。しかし,その「いろんな」は,たとえば『ほぼ日手帳公式ガイドブック』に出てくるものと,あまり変わらない。
 何を使うかの違いであって,どう使うかは共通している。多いのは絵を描くのと,何かを貼るというやつ。

● メーカーが想定しない使い方をしているユーザーはかっこよく見える。たとえば,TRANSIT BOOKを横に使って,スケジュール帳にしているという人が紹介されている(p26)。立派な創造だろう。TRANSIT BOOKをこんなふうに使っているのかと,新鮮な印象を受ける。
 もっと些細なことだけれど,LEVEL BOOKを普通の横罫ノートとして使っている人もいる。縦線に影響を受けない。たったそれだけのことだって,独創的な使い方だ。

● 測量野帳は素晴らしい国産のプロダクトだと思うんだけど,トラベラーズノートも素晴らしい。ダイスキンも素晴らしい。ぼくが知らないだけで,他にも素晴らしいノートはあるだろう。
 トラベラーズノートと測量野帳は用途においても競合しそうな気がする。旅の記録を残すのにも,測量野帳は便利に使えそうだ。どちらも事務系よりもクリエイティブ系のユーザーが多いのじゃないだろうか。
 ハトメパンチを使ってゴムバンドを取り付ける方法も紹介されている。ゴムバンドを取り付ければ,部厚くなっても大丈夫だ。

● 測量野帳はぼくも4冊ほど買って持っている。買った先はコンビニのファミリーマート。
 つまり,無印良品版の測量野帳だ(間違いなく,コクヨのOEM商品)。表紙は緑ではなく黒。無印の商品名は「手のひらサイズポケットノート」。税込みで180円。が,まだ手つかずで未使用のまま。

● 使ってもいないのに,このように決めつけるのはいかがなものかと,われながら思うんだけど,自分にとっての使い勝手からすると,ダイスキンを超えるものはないと思っている。
 まず,無地(トラベラーズノート)や方眼(測量野帳の“SKETCH BOOK”)より横罫がいい。表紙が厚いから,立って書くのも楽(ここは測量野帳も同じ)。
 価格がきわだって安い(測量野帳もかなりリーズナブルな価格だけれども)。したがって,惜しみなく使える。

● さらに,Preppyとの相性が抜群。もちろん,Preppyはトラベラーズノートにも測量野帳にも問題なく使えるはずだけれども,相性という点では,たぶんダイスキンの紙が一番かな,と。
 あと,中紙。測量野帳の40枚に対して,ダイスキンは96枚。

● というわけで,ぼくはこの先もダイスキンを使っていくつもり。半端ない量の在庫も抱えているしね。

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