2015年5月31日日曜日

2015.05.31 スマホに外付けキーボードをつなげてみる?

● 宇都宮のヨドバシで,最近,しげしげと眺めるのは,外付けのキーボードだ。Bluetoothではなく,USB接続でつなげようと思っているからだ(たぶん,やらないと思うけど)。
 BluetoothにしてもUSB接続にしても,机かテーブルがないと使えない。ポメラであっても同じだろう。であれば,バッテリーの消耗が少なくて,接続が安定する,USBのほうがいいと思う。


● 携帯性もさることながら,タッチパッドかトラックボールなどマウス機能も一緒に付いているのがいい。ちなみに,ぼくはパソコンでもマウスは使わない。
 惹かれるのは,ThinkPadキーボードだ。パソコンもThinkPadだから,キーボードの秀逸さは日々体験している。
 ヤフオクで小1万。これならぼくにも買える。


● AndroidならUSBホスト機能が備わっているから,やろうと思えば,キーボードで入力し,それをUSBメモリに保存することもできる(んでしたよね)。
 しかし。こう書いていて,パソコンを使えばいいじゃないかと突っこみたくなるのも事実。なんでスマホでそんなことするのかね。


● もう大昔になるんですかねぇ,HP100LX,200LXがありましたよね。DOSマシンの。掌に載るサイズで最も入力しやすかったのって,これになるんですかねぇ。ぼくは触ることなく過ぎてしまったけれど。
 WinCEの時代のカシオペアとかも,実際にはどれだけ実用になったのかなぁ。

 スマホだって,数年前まではキーボードが付いてるのがあった。BlackBerryのキーボードは,店頭で実機をいじった限りでは,打ちやすそうだった。
 ぜんぶ,iPhoneに吹っ飛ばされてしまった感じですなぁ。


● 要は,パソコン並みの快適さでスマホで入力できたらって夢を,ツラツラと見てみたよ,と。

2015年5月30日土曜日

2015.05.30 モレスキンユーザーを擁護したあとで

● モレスキナーのブログには,モレスキンは想像力を刺激するという言い方をしているものがある。
 モノが想像力を刺激するってことがあるんだろうか。たぶん,あるのだと思う。五感を刺激するプロダクツってあるように思う。
 音楽や絵画やファッションだったら考えるまでもない。が,ノートや筆記具が五感を刺激することもあるはずだ。


● 実用的工芸品,工芸的実用品と呼ぶべきものがありますね。蒔絵の万年筆のような。が,そんなものはもったいなくてとても使えない。ぼくはね。使える人はいるんだろうし,万年筆としても使ってもらった方が嬉しいんだろうけどね。
 実用が工芸をしのぐ,したがって実際に使う気になるモノの中にも,五感を刺激するものはあるだろう。


● 神は細部に宿る。その細部の作りこみにコストがかかる。僅かな違いが大きな違いだ。細部に思いがこめられたプロダクツは,時と場合によってユーザーの想像力を刺激する。
 たとえば,iPhoneとAndroidでは,作りこみはiPhoneに分があるだろう。では,AndroidよりiPhoneが想像力を刺激する? 時と場合によってはYesか。


● が,モレスキンが想像力を刺激するのか。逆に,ダイスキンは想像力に訴えてくるところはまったくないのか。そういうわけのものでもないような気がするけど。
 ぼくの感覚が鈍いのだろうか。子どもの頃から安物しか使ってこなかったから,想像力が固くなってしまってて,今さら刺激のされようがないのか。

2015年5月29日金曜日

2015.05.29 モレスキンユーザーを擁護する

● モレスキンユーザーは,しかし,大勢いるわけで,ネットには多くのモレスキンブログがある。相当に面白いブログもたくさんありますよね。
 紙質については強引に擁護してるものもあるけれど,良くないとあっさり認めたうえで,それでもモレスキンから離れるつもりはない,というものが多い。紙質や価格を超える何かがモレスキンにはある,ということなんだろう。


● その何かっていうのは,ざっくり言えば思い込みに属するものだと思うんですよ。それでいいのだと思う。それでいいというより,そういうふうにしかなりようがないわけで。
 つまりは,思い込みがすべてなのだ。


● モノの価値って,モノの側に客観的に存在するのではなく,ユーザーとの関係において生じるものだ。価値は関係性の中にある。むしろ,モノよりはユーザーに近いところに生じるものだろう。
 スペックとか性能はもちろんモノに属するけれども,それをどう捉えるかはユーザーによる。
 価値とはすべからす主観的なもの。思い込みだ。その思い込みに根拠がある必要もない。


● 面白いブログって,その思い込みが面白いのだ。ユニークなのだ。
 面白さや楽しさはこの世界では最重要なものだと思う。できたら互いに伝えあって共有したい。共有してもらえる人が百人に一人,千人に一人だとしても,その一人分,面白さの総量は増えることになる。
 で,それは誰かの思い込みが発端になって現れる。


● ぼくは品質と価格からモレスキンは選択の対象外だと決めつけているけれども,そういうぼくのような人ばかりでは,世の中,つまらなくなるに違いない。
 それって,実利を追うってことだから。実利しか追わない人ばかりになったら,つまらないというか味気ないというか。
 趣味や道楽は実利から離れたところで成立するのだし。


● モレスキナーとよばれる人たちは,話してみると気のいい面白い人が多いのではないか。
 コスパ,実利,効率。そういったものしか頭にないのでは,ジャンプできない。その手を放したところにさらなる面白さがあるとしたものだろう。


● ダイスキンの108円に対して,モレスキンは1,740円(宇都宮のヨドバシ価格)。そこをあえてモレスキンを選ぶ。
 仮にそれはムダだとしても,そんなムダなどしれている。ムダだと気づいてやっているムダなどどうってことはない。ムダだと思わずにやっているムダが膨大にあるはずなのだから。問題はそっちのほうだ。

2015年5月28日木曜日

2015.05.28 ダイスキンの評判は上々だ

● ネット上でのダイスキンの評判,かなりいい。その評判を作っている理由の大きなひとつは,モレスキンの存在だろう。
 高価なモレスキンに比べて,100円でここまでやるとは,っていうのが評判の中身だから。

● ハードカバー,96枚,ゴムバンド。この使い勝手の良さを世に知らしめたのは,何だかんだいってもモレスキンの功績だろう。
 ダイスキンはその上に乗っかっている。モレスキンがマーケットを耕してくれたおかげを享受している。

● それに加えて,品質を劣化させたにもかかわらず,価格を据え置いているがために,ダイスキンの安さと紙質が際だつ仕掛けになっている。
 モレスキンの存在意義は(少なくとも日本においては)そこにこそあるんじゃなかろうか。

2015年5月27日水曜日

2015.05.27 Preppyから出るとすれば 2

● さっそくヤフオクを見てみましたよ。したらば。パイロットのエリート95s,95sじゃなくて大昔のエリートSがけっこう出品されているんでした。
 だいぶ売れたんだろうね。ザクザクといっていいほど出ている。

● 万年筆なんていうのは,ちょっとでも使ってしまえば,経済価値は限りなくゼロに近づく。エリートSなんて,大量に生産されているわけで,骨董品的な価値などあるわけない。
 なんだかんだ言って,昔のヤツなんだから,今どきの製品に比べれば(未使用品であっても)使い勝手は劣るだろう。

● というわけで,安い値段で出てますな。パパパッと買ってしまおうかいね。どこの誰が使ったものかわからない中古品。ぼくはまったく抵抗がない。ぼくもまた,ぼく以外の人間からすれば,どこの誰かもわからないヤツなんだから。

● が,自分からPreppyを捨てることはないと,このブログでも宣言(?)してたんでした。忘れてたんだけどね。
 それを自分で読み返して,おっとそうだった,今さら宗旨替えはダメだろ,と自分に言い聞かせている。

2015年5月26日火曜日

2015.05.26 Preppyから出るとすれば

● Preppyをやめて,他のペンに移ることがあるかもしれない。その場合,候補として考えているのは次の3つだ。
 ひとつ目は,プラチナの♯3776センチュリー。理由はスリップシール機構。インクが乾かない。
 Preppyにも搭載されているところがにくいんだけど,Preppyがことのほか気に入っちゃっているのは,これも大きい。
 色はこだわらないけど,ターコイズブルーあたりか。

● ふたつ目は,パイロットのエリート95s。これは単純にノスタルジア。初めて持った万年筆がエリートSだった。中学生になったとき。
 ろくに使わないでダメにしてしまったんだけど,もう一度あの頃に帰りたい。帰ったうえで今度はキチッと使い倒したい。

● みっつ目は,やはりパイロットのキャップレス。ノック式の万年筆。これもすごい技術だ。死ぬまでに一度は使ってみたいかなと思っているんですが。

● 以上,いずれも国産品。万年筆に限らず筆記具は国産に限る。ただし,このあたりが何といいますかね,実利一辺倒というかね,堅実さが勝ちすぎるというか。
 国産品だったら品質に間違いはない。これはもう,圧倒的に信頼している。
 が,品質とか実用性とか,そういうもののほかに,使っていて楽しいとか,五感が刺激されるとか,そういうことがあるのだろう。で,そっちになると,ヨーロッパやアメリカの製品に面白そうなものがたくさんあるんでしょうね。

● 自動車と同じかもね。安心して乗れるのは国産車。燃費もいい。
 でも,総合的なバランスでは国産車に遅れをとるとしても,運転する楽しさとか,メカ好きを刺激する尖りがあるとか,騙しだまし乗らなければならないんだけど,そのことにすら魅力を感じさせるとか,そういうものはイタリアやドイツに一日の長があるようだ。

● が,そういう車を乗りこなせる,乗りこなしたいと思う人は,まぁ,マニアと言いますか,運転じたいを趣味にしている人といいますか,そういう人たちなんだと思う。
 車を移動の手段としてしか考えていない人は,普通に国産車に乗る。

● 筆記具にも似たところがあるように思う。筆記具じたいを愛でる趣味を持った人と,筆記具はあくまで字を書くための道具と心得ている人とでは,選ぶ筆記具が違ってくるだろう。
 ぼくは後者だ。

2015年5月25日月曜日

2015.05.25 ノートに手書き,を始めた頃を思いだす

● 2013年6月にノートに手書きで書くということを始めたとき,買ったノートはダイソーの「ペン差しカバー付A6ノート」だった。それにタダのボールペンで書いた。街でティッシュ替わりに配っていたやつ。
 で,ときどき,そのことを思いだす。何か不都合はあったろうか。何もなかった。

● 不都合などあるはずもない。書ければいいわけだから。今どき,百均だろうと拡販用の無料品だろうと,書くのに支障があるなんて考えられないわけで。
 でも,それから幾星霜(?)。結局,ノートはダイスキンに,ペンはPreppyに落ち着いた。

● 出発点がチープの極みだった影響はあるんだろうな。ノートは百均から出ず。ペンも有名な安価品。
 モノは人を表すとすれば,ぼくという人間もチープなのだろうな。モノがそれを使っている人を表すとすれば,ね。

● それでもいいやと,もちろん思っている。チープで何が悪い,ってね。

2015年5月24日日曜日

2015.05.24 プラチナの古いカートリッジインク

● プラチナの古いカートリッジが6箱出てきた。どのくらい古いかといえば,今のカートリッジは10本入りで400円(+税)だけれども,これは12本入りで200円。
 箱には「青インク」と印刷されているけれども,カートリッジ本体には「BLUE-BLACK」と刻印されている。

● で,Preppyにこのカートリッジを装着してみた。18本目のカートリッジになる。
 12本入り200円のときと今とで,成分や調合を変えていないなんてことはあり得ないだろう。今のカートリッジのほうが青味が強いように思われる。

● 装着してからすぐにカートリッジの中身が減った。インク漏れを起こしたわけではなく,バッファー部に吸収されたのだろう。
 Preppyを使い始めたときの1本目のカートリッジでも,これほどではなかったと思う。
 書き味には変化はない。

● 個人宅もさることながら,企業や役所の倉庫には相当眠っているのがあるのじゃないか。
 カートリッジはもちろんのこと密閉されている。それでも水分が蒸発して固形物がこびりつくようになっているのを見たことがある。
 そうなる前に,使ってやりたいものだ。

● といって,企業ではもはや万年筆を使う機会がなくなっているかもしれない。パソコンとボールペンでしょ。
 もったいないことだし,残念なことだけれども,死蔵されているカートリッジはそのまま死を迎えるか,ゴミとして捨てられることになるのだろう。

2015年5月23日土曜日

2015.05.23 スマホでパソコン並みの入力ができたら

● もしそんなことができるのだったら,今,ダイスキンに書いている雑記メモをスマホで入力して,メールで親しい友人にそっくり送ってしまうだろう。
 その友人には全部公開ってことになるんだけど,それでもたぶんそうするだろう。

● そうすると,ほどよくよそ行きになる。誰にも見せないのが前提で書いていたのが,多少は見られることを意識して書くことになる。
 が,意識しすぎたのでは,エンジンの回転数が落ちる。そこは全部さらしてもいいと思える友人だと都合がいい。

● うまい具合に緊張がかかる。その中にブログのネタがあったようなときは,そこからブログに持っていくまでの距離が縮まる(ような気がする)。
 パソコン並みの入力ができるスマホ。ぼくの夢の機器だ。

● ま,そういう友人はいそうにないから,自分あてにメールするか,Googleの「Keep」に保存していくことになるだろうけど。

2015年5月22日金曜日

2015.05.22 昨日の「大きなお世話」の続き

● まったく大きなお世話だった。
 第一,「ろくな文章も書けないくせに筆記具はモンブラン」という言い方には,モンブランは特別なものっていう含みがある。
 もちろん,ブランド代表としてモンブランをあげたわけだけど,モンブランを普段使いしていて,特別なものと思っていない人もたくさんいるに違いないものな。

● そういう人って,たぶん,ぼくとは住んでる世界が違う。ぼくは自分が属する世界の風景しか見えていない。で,自分が属している世界のありようが普通なんだと思っているわけだ。
 ひょっとすると,普通よりだいぶ下なのかもしれないけどね。

● ぼくは,ダイスキン+Preppyの組合せがよほど気に入っているのだろう。自分が気に入っているから,人にも使わせたくて仕方がない。
 モンブランなんかやめときなよ,Preppyがいいよ,と。

● ダイスキンがあるのに,なぜモレスキンを使う人がいるのか。Preppyがあるのに,なぜモンブランを使う人がいるのか。
 特に,ダイスキン。ダイスキンを一度使ったら,モレスキンに戻る気がしなくなると思うのだけど。

● 世の中には理解に苦しむ事象がある。それを多様性に富んでいるともいうのだろう。

2015年5月21日木曜日

2015.05.21 いつも持ち歩くメモ帳だったら

● A7サイズのセリスキンでもいいんじゃないかね。ダイスキンのA7は今はまず見かけなくなったけど,セリスキンならある。方眼もある。それをポケットにしのばせておけばいいやね。
 もちろん,ダイソーの3冊セットのリングノートでもいいんだけど。

● こういった局面で使うとなると,綴じがいいのかバラがいいのかは,ちょっと悩ましいなぁ。バラだったら,名刺型サイズの情報カードか,メモパッド。
 綴じがいいなら,やっぱセリスキンかなぁ。縦開きだったと思うんだけど,表紙が固いから普通に両面に書けるでしょうね。

● 筆記具はほぼ必然的にノック式のボールペンになるだろう。ボールペンなら万年筆ほどに紙を選ばないから,ノート(メモ帳)のほうは,機能を満たせば何でもOKだ。百均でいいかな。

● いい筆記具を使うと文章が上手くなるか。将棋でもいい盤と駒を揃えると,香車1枚強くなるなんて言うし。
 いいものは使い手の姿勢を改めさせ,それが結果に現れるということでしょうね。となると,上の質問の答えはYESでしょうね。

● いいものには幻惑効果もあるかもしれない。でもなぁ。
 安いものを使って生産性を上げているっていうのが,ぼく的理想。ろくな文章も書けないくせに筆記具はモンブランっていうのは,相当にみっともないように思う。そのみっともないマネを,昔,しちゃったことがあるわけだけども。
 使っている人には大きなお世話だろうな。もし,そういう人がいなくなったら,モンブラン,つぶれちゃうだろうし。

2015年5月20日水曜日

2015.05.20 『問題解決ラボ』の著者のノートの使い方

● 著者っていうのは佐藤オオキさん。新進気鋭の若きインダストリアルデザイナー。
 その佐藤さんが『問題解決ラボ』の中でノート(ノートブックじゃなく)について語っている。

● 紙はレシートの裏でも何でもいい。ただし,小さい紙を好む。
 大きいと,これがいっぱいになるくらいに書かなくちゃいけないのかとプレッシャーを感じるそうだ。

● 目下,メインストリームは次の2つかと思う。ひとつは方眼推奨。もうひとつは,大きい紙を使いなさいという流れ。思考の大きさは紙の大きさの制約を受ける,と。

● なかなか説得力がある。実際,そういうことはあるのかもしれない。
 が,小さい紙を何枚も使って書いて,テーブルに並べて・・・・・・っていう使い方もあるもんね。その場合は,ある程度広いテーブルを用意しろってことですかね。

● ともかくも,人によって千差万別。メインストリームがそうだからといって,それに乗らなくちゃいけないこともない。
 これが自分には快適だと感じられるやり方をためらいなく採用できるのも,たぶん,能力のうちなのだと思う。

● 切り離せない普通のノートは使わないらしい。メモパッドやカードを使っているのだろうか。
 ちなみに,付箋も使わないそうだ。糊があってゴミが付着するのがイヤだ,と。粘着力も中途半端だし。
 ただ,その要件(小さめのバラの紙)を満たしていれば,何でもいい。こだわりはない。ロディアじゃなきゃいやよとか,それはないらしい。

● 実際ね,そうしたブランドにこだわっている人の8割はダメなやつ,っていう仮説をぼくは持ってましてね(といって,こだわらないのがデキる人だというわけではない。たとえば,ぼく)。
 自分は残りの2割に入ると思っててもらえばいいんだけど。

● ある程度,頭の中で形になったら,メモは捨てる。いつまでも持っていない。そうなったあとは,頭の中に保持しているくらいがちょうどいいのだ,と。
 かっこいい。が,佐藤さんはまだ30代の半ば。10年後,20年後には違ったスタイルになっているかもしれない。

● 佐藤さんがここで取りあげているノートやメモは,あくまで仕事を進めるためのヒラメキやアイディアを書き留めたものだと思う。
 落書き的な雑記メモや日記のようなものは想定していない。っていうか,そのようなものは書いていないんじゃないか。

● 唐突に,理系=カード(紙片),文系=綴じノート,という仕分けをしたくなるんだけど,これは少々以上に乱暴だろうな。

2015年5月19日火曜日

2015.05.19 ダイソーの極細フィルム付箋を使ってみた

● 先月ダイソーで買った幅4㎜の極細付箋。17日から使用開始。読書のときに使う。線を引く代わりにページに印を付けておくためだ。
 用途が用途なので,つまり付箋に書きこむことはないので,できるだけ細い付箋のほうが使いやすいだろう。
 実際,使うごとに細い付箋に移ってきていたし。

● というわけで,使ってみることにしたんだけど。
 4㎜はさすがに細すぎるかも。机やテーブルで使うのなら問題ない。
 が,ぼくは寝転んで読むことが多いので,付箋も寝転んだ状態で扱う。これだとかなり扱いにくい。ほんの上部に貼るだけならまだいい。でも,横とか下に貼るときには,片手で糊付き部の向きを変えなければならない。これがやりづらい。まっすぐに貼れないこともある。

● 寝転んで使うとなると,ワンブロックで独立しているほうがいい。片手で操作することになる。掌でブロックをもてあそびながら,1枚はがして貼っていく。ある程度の厚みがあったほうがいいし,ある程度の幅もあったほうがいいのだった。
 つまり,フィルムより紙の付箋のほうがいいい。幅も10㎜までは要らないかもしれないけども,7,8㎜は欲しいかな,と。

● 以上は,あくまで寝転んで使うからだ。仕事(事務)で使うというなら,話はまったく別だ。まさか,職場で寝転んで仕事をする人はいないだろう。デスクでやるんだろう。
 であれば,4㎜でもOKだ。

● フィルム付箋のいいところは,貼った付箋の上から文字が読めるところ。
 となると,むしろ仕事で使うのに向くんでしょうね。

(2015.05.23 追記)

付箋は貼ったままにしておく人もいると思う。貼ったままにしておくなら,この付箋でも何の問題もないと思う。
でも,ぼくははがしている。で,はがすときにもけっこう手間だね,これ。この付箋を使うのは,これが最初で最後になりそうだ。

2015年5月18日月曜日

2015.05.18 欲しい文具はないんだけれど・・・・・・

● そこをあえていうと,ポケットに忍ばせておける小さいメモ帳が欲しいかな。A7サイズのリングノートか,ロディアのようなメモパッド。
 西村晃さんは,付箋サイズのポストイットをひと束,ワイシャツのポケットに入れておいて,そこにメモするという,それだけで1冊の本を書いていたけれども,そのやり方もありかなと思うね。

● メモパッドだったら,ロディアではなくてマルマンの製品を使う。裏面が白紙なのがいい。両面に方眼が印刷されていると,裏も使っていいのかと思っちゃう。
 ま,使わなければいいだけなんだけどね。1枚ずつ切り離すものは裏面使用厳禁だもんな。

● メモパッドはSeriaにも良さげなのがある。リングノートはダイソーの3冊セットで充分だろう。
 で,ビッときたらパッと書くようにすればいい。「すればいい」って,そこが一番難しいところなんだけど。

● でも,そういうことってやろうと思えば,すでにやれるだけの装備(?)はあるんですよ。名刺サイズの情報カードとジョッターがあるんだから。
 でも,それを持ち歩いて書くなんてこと,やったことがない。

● なぜやらないかというと,理由は2つ。
 ひとつは,ダイスキンですんじゃってる。カバンに入れて持ち歩いているダイスキンを取りだして書く。それでタイミングを逸するような際どいことはない。しかも,ダイスキンに追い書きで書いていけば,メモが散逸することがない。
 もうひとつは,こちらのほうがメインの理由だと思うけど,ポケットにメモ帳を忍ばせておかなければならないほどにはアイデアや気づきが湧いてくるわけではない。湧いてるのにスルーしちゃってるのかもしれないけどね。

2015年5月17日日曜日

2015.05.17 ダイスキンはやはり黒が売れるのか

● わが行きつけのダイソー。A6,B6ともダイスキンは潤沢に入荷されていたんだけど,A6の黒がだいぶ減っていた。赤はけっこう残っている。
 B6の黒もけっこう捌けていた。

● 黒が売れるんですかねぇ。そうだとすると,黄・赤・橙の3色しかなかった時期が続いたのはなんでだろうな。それ以前から黒はあって,その頃から黒が最も売れていたんだと思うんだけどねぇ。
 ダイスキンは黒がいいとぼくも思っている。黄でも赤でも,バンドの色は黒なんだもんね。表紙の色も黒がいいに決まってるっていうかさ。

● 赤と黒を交互に使っていた時期もあったんだけど,しばらく黒の連続使用が続いている。ダイスキンは80冊以上の在庫を抱えているんだけど,赤が一番多い。黒がなかった時期にもせっせと買いこんだので。
 ま,いいや。まず黒から使ってやれ。

● ところで。ダイソーだけじゃなくて文具店も覗いてみることは多いんだけど,覗くだけで何も買ってないな,しばらく。
 なぜかというに,欲しいものがないからだ。なぜ欲しいものがないのかといえば,ダイスキン+Preppyの300円システムにこよなく満足してしまっているからだ。

2015年5月16日土曜日

2015.05.16 パイロットの筆記具

● フリクションに引っぱられて,文具店の筆記具コーナーを見てみると,パイロットの製品がいい場所を占めていることに,あらためて気づく。
 フリクションを先頭に,ハイテックCやドクターグリップが,いい場所に並んでますよ。

● 千円万年筆のカクノもそうだ。宇都宮の文具店だと,Preppyを見かけることはないけれども,カクノはたいていある。
 200円のPreppyよりはカクノのほうが,販売店にとっても美味しいんだろうけどね。

● ハイテックCは,ここ数年間,毎日使っている。けれども,パイロット製品で使っているのは,そのハイテックCだけだ。
 三菱鉛筆が最も多くて,あとはプラチナとゼブラとぺんてる。 

● だから何を言いたいのだ? 別にこれからパイロット製品に比重を移していこうとか,そういうことじゃないんですよ。
 パイロットというと万年筆のイメージが強くて,それ以外の製品に対する目配りに,少々,抜かりがあったかなと,ちょっと思っただけです。

2015.05.15 パイロットのフリクション

● 知らない人はいないくらいに有名で,非常によく売れているのに,あまり食指が動かないものがある。それがフリクション。
 自分は使っていないし,これからも使うことはないんじゃないかと思う。

● なぜというに,いったん書いたものを「消す」ことがないから。仕事で外に出す書類はパソコンで作る。
 手書きはプライベートの範囲に収まっている。つまり消す必要がない。誰も読まないんだから。
 プライベートで外に出すのは手紙くらいか。手紙を書くなんて,10年に1回あるかどうかだけど,間違いなくパソコンを使うと思う。
 であれば,インクは外部環境の変化に強いものであったほうがいい。従来型のインクですね。

● あと,消す=鉛筆&消しゴム=小学生,という今どきちょっとどうなのよと思われる固定観念に縛られているせいもあるかもしれない。

● けれども,完全に消せて,しかも消しカスが出ない。こりゃ助かるという人が相当いるに違いない。書き損じを消せるというのが絶対必要だという仕事もある。
 売れるものは売れる理由があって売れている。

● 流行りには乗ってみろとも思う。ぼくもまた,自分で気づいていないだけで,消せると助かると思う筆記場面を抱えているかもしれないしなぁ。

2015年5月14日木曜日

2015.05.14 文具ブログはあまたあるけれど

● ぼくからすれば驚異なんだけども,1日のPVが2,000とか3,000に達しているブログがある。しかも,扱っているのは文房具だ。
 万年筆をメインにしていたり,シャープペンに特化していたり,幅広く取りあげていたり,実際の使い方を紹介するものだったり,内容は様々だけれども,まぁ,ぼくからするとお化けブログと呼びたくなるものがある。

● 自分のブログとは何が違うんだろうと考えたくなりますな。
 豊富な写真とともに,具体的な情報を提供しているのか。
 マニア度の高さが受けているのか。

● リキの入り方が違うのかも知れないな。通り一遍でなぞっている程度では,ダメなのだろう。そんなものをわざわざ時間を使って読む気にならない。
 もっと鋭角的な興味を持っていなければならないという,初歩的なところに問題ありかなぁ。

● 入れあげるというところまで行っていないと,なかなか読んでもらえるブログにはならないのかもね。入れあげるというのは,偏向しているということで,バランスを崩している。あるいは,破綻を来しているかもしれない。そこまで行っていないと,人にアピールする度合いは弱くなるのだろう。
 堅実を目指してしまっていては,面白いものにならない。

2015年5月13日水曜日

2015.05.13 ダイソーでダイスキンを並べ直してる

● 今だと,ダイソーにダイスキンが潤沢にある。けっこうなこと。
 で,ダイスキンのコーナーを見ると,お客さんが元の位置に戻さないんでしょうね。けっこう,乱雑になっている。
 こういうとき,ぼくはきれいに並べ直してしまうんですよ。そんなことをするのは,ダイスキンに対してのみ。他の商品についてはやりません。
 自分が使っている商品だからだね。きれいに並んでないとヤダみたいな。

● ダイスキン,まず,不満がない。モレスキンから邪魔なところを除いて,紙質を良くして,ゴムを丈夫なものにしたのがダイスキンだと思ってるんですけどね。 
 100円(+税)という価格のせいで,かえって良さを感じにくくなっているかもなぁ。

● 無地や方眼にこだわる人にとっては,横罫しかないダイスキンは選択の対象外だろうけれども,横罫で良しとするぼくのような者にとっては,ダイスキン一択の感がありますなぁ。
 ぼくはやる機会がないけれども,取材メモを取るなんて場合にも,ダイスキンなら対応できそうだ。左ページにだけ書いて,取材後に右ページに補筆するっていう使い方もできそうだ。
 ま,小型のリングノートのほうが書きやすそうだけど。

● ぼくがダイスキンをどう使っているかといえば,雑記であり落書きであり日記であり。心覚えのようなものも含めて,できるだけダイスキンに吐きだしておくというやり方だ。
 頭で制御しないで,こぼれるままにこぼれさせる。その受け皿としてダイスキンは絶好だ。
 あとの整理も考えない。書くことに意義ありといえばかっこいいけれども,整理するに足るようなことは,書いていないというのが正直なところ。

2015年5月12日火曜日

2015.05.12 Preppy,やはりヒビが入った

● 今月5日,瞬間接着剤で嵌合が緩くなったのを解決した。が,接着剤を乗せすぎたために,少々きつくなりすぎた。これじゃ,いずれキャップにヒビが入るだろうなと思っていたら,2日後の7日,案の定,キャップにヒビが入ってしまった。

● といっても,これはさしたる問題ではない。外側からセロテープかメンディングテープを巻いて補強してやればすむ。
 こういったそれとわかる補修は外観を損ねるものだけども,Preppyはもともとがチープというか,オールプラスチックだから,そういったものが目立たないというかね。
 むしろ,いろいろあって汚くなると,使い込んでるという感じがして,愛着が増す要因にもなる。

● Preppyの設計上の耐用年数ってどのくらいなんですかねぇ。ペン先にイリジウムを付けているくらいだから,1年やそこらでダメになるような設計にはしてないんだろうと思うんだけども(何にもしないでいると,1年で嵌合がダメになるんだけどね),かといって3年も5年ももつようにはなっていないんだろうな。

2015年5月11日月曜日

2015.05.11 『究極のノート術』

書名 究極のノート術
編者 松井謙介
発行所 学研パブリッシング
発行年月日 2015.04.11
価格(税別) 690円

● まず,“プロに学ぶ! ビジネスに差がつく「仕事ノート」の極意”では9人の“プロ”が自分のノートを示して,何をどう書いているかを語る。
 ただし,9人のうちの4人は,ノート術についての著書を持っている人たちで,その4人は語るだけ。

● 次に,石井貴士,横田伊佐男,河野英太郎,工藤浩美,高橋政史の5人のノートコンサルタントが,蘊蓄を語る。
 これだけの蘊蓄が披露されるということが,「究極のノート術」など存在しないという充分な証拠になる。ないものを探しても仕方がない。それぞれが置かれた環境でそれぞれのやり方を探っていくより仕方がない。
 手応えを感じるようになるのは,棺桶に入る直前だったとしても,それはそれで仕方がない。

● 小西康陽さんが,「白い部分に未来への可能性が秘められている気がするんです。ノートもそこが魅力なのでしょう。白紙のページに何かを書きつけたいという衝動がイメージを生み出すのだと思います」(p13)と語っている。
 「白紙のページに何かを書きつけたいという衝動がイメージを生み出す」かぁ。つまるところ,そういうことなのかもしれないなと思った。

● 中村信仁さんが営業マンに推奨するのが「一冊一顧客ノート」。
 「売れない営業マンは,顧客を十把一絡げにしてしまいがちです。お客さん一人ひとりに目を向けることを忘れてしまうと,成績は上がりません」(p24)ということ。だから,だからお客さんごとにノートを作って,お客さんごとの個別性を追求せよってことなんだろう。
 もちろん,そうすれば売れる営業マンに変身できるといった荒っぽい話ではないんだろうけど。

● 神田昌典さんの「フューチャーマッピング」というのも紹介されている。「身近にいる主人公(第三者)が大喜びしている姿を想像することからスタート」し,次に「悩みや問題を抱えている現状の姿を想像する」。で,「その間をつなぐ物語を考える」(p30)というもの。
 「最後には,始める前にはまったく予測していなかった意外な結果に出会えるそうだ」(p31)。95%の人は成功します,ということ。
 どうも憎まれ口をきくようで申しわけないんだけど,残り5%に該当するのが全体の95%じゃないかと思ってしまうね。あるいは,こういうものでうまく行くことって,うまく行っても行かなくてもどっちでもいいことに限られるんじゃないのかね。
 斜に構えすぎですか。やりもしないで。

● 篠原菊紀さんが語っていること(p79)。
 ひとつは,「ルーティン化されるとノートを取ることが無意識な作業になり,脳のメモ帳にも余裕ができてくるので,俗に言う「頭が良くなる」という感覚が得られると思います」。
 もうひとつは,「気軽に使えることと,筆記時のストレスがないことは発想力を高めるには重要」。
 後者に関しては,必要条件ではあっても十分条件ではないよねぇ。あたりまえのことを言って,これまた申しわけないけれど。

● 今村暁さんが語っていること。
 「幸せとは,自分が笑顔でいられるか。まわりに笑顔の人がどのくらいいるか。つまり,笑顔の数で決まるのです」(p99)。幸せの定義としてひじょうにわかりやすい。
 収入の多寡だの,子どもの成績だの,乗ってる車がベンツかカローラかっていうのは,少しばかりは笑顔の数に影響するかもしれないけれども,メインストリームでないことは明らかだ。

● 中島孝志さんが紹介している「ドンブラート法」って,今泉浩晃氏のマンダラートとまったく同じもの。
 ほかにも自分が考えたのだと言ってる人がいたっけな。単純なものだから,同時多発的に複数の人が思いついたって,まったく不思議はないけど。

2015.05.11 鉛筆といえば

● ステッドラーの“マルス ルモグラフ”もいいに違いない。けど,ファーバーカステルの「パーフェクトペンシル」って,そそってくるものがありますな。特に,伯爵コレクションモデル。25,000円(+税)の鉛筆だ。
 ホルダーやクリップ付きキャップが付いてるんだけど。そのデザインたるや,まさに所有欲を刺激してくる。

● UFOパーフェクトペンシルは5,000円。これを5,000円出して買うんだったら,25,000円で伯爵コレクションを買ったほうがいいですな。なんといっても見た目のかっこよさ。
 ただ,5,000円のこちらは,市販の鉛筆にも装着できるんですな。ふむふむ。

● あと,3,000円のもある。こちらはホルダーやキャップの材質がプラスチックになる。形は伯爵コレクションと同じですか。やはり,市販の鉛筆も使える。

● ま,何というのかな,使うための道具であるよりも,見せびらかすための道具って感じですね。あるいは,見て楽しむための道具。
 実際の話,ぼくがこれを買う気づかいはない。ぼくにはハイユニだって相当な贅沢品に映る。トンボ8900か三菱9800で充分だろと思ってしまう。

● 思わず知らず,コスパ重視で選んじゃうからだよなぁ。コスパ重視って,ひょっとすると,一番つまらない選び方,結果的に大損こく選び方じゃないかなぁとも思うんだけどね。
 もって生まれた性格(貧乏性)はなかなか治りませんよ。

2015年5月10日日曜日

2015.05.10 『趣味の文具箱 No.29』には石川文洋さん

● この雑誌は万年筆に特化しているっぽい。万年筆ファンはかなりの人が読んでるんでしょうかね。ぼくは,ときどき。


● 石川文洋さん,高校生のときに月賦で万年筆を買い,以後,入手した万年筆はすべて保存しているという。すごい。そこがつまり思い入れってことなんだろうな。
 ぼくは使えなくなったら,あるいは使わなくなったら,サッサと処分したくなるほうなので。

● ノートを書くときには鉛筆だという。使っているのはステッドラーの“マルス ルモグラフ”の5B。ほかは使わないらしい。
 ノートも写真で紹介されている。鉛筆で書くと,書いたあとに手でこすってしまって,線がかすれるのが(ぼくの場合は)常だ。が,この写真にはその跡がない。
 いくら横書きでも,そんなことがあるんですかい。いくらステッドラーでも,マルスルモグラフでも。まして5Bを使っているんだからねぇ。

● ノートを書くときは鉛筆と決め,鉛筆ならこれと決めている。で,それをずっと使う。こういう人,羨ましい。崇高な感じを受けちゃいますね。
 ほかのを使ってみたくならないんだろうか。uniとかmonoとか。それらも使い比べたんだろうか。ステッドラーに行き着くまでの歴史があるんでしょうね。
 でも行き着いたあとでも,いろいろ試してみたくなるものだと思うんだけどねぇ。
 ステッドラーにはそれを考えさせないだけの魅力があるのか。石川さんとの相性がよほど良かったのか。

● ま,ぼくがその真似をしても仕方がない。ぼくはぼくの流儀で。つまり,ダイスキン+Preppyの300円システムで。

2015年5月9日土曜日

2015.05.09 カインズホームの文具売場

● カインズホームに初めて行ってみた。宇都宮平出店。新4国のほとり(?)にある。

● で,文房具・事務用品売場を見てきた。他のスーパーに比べて,格別安いわけでもないですな。が,売場の広さと取扱いアイテムの多さは,並の文具店をしのぐ。

● コクヨCampus(A6)は文具店より20円安い78円。ハイテックCコレトの替え芯は,ベイシアやビッグと同じ78円。
 コクヨのSYSTEMIC(A6)もあった。880円。この値付けはなにかの間違いでは。ぼくは同じものを
500円で買ってるんだけどな。もっとも,似ているけれども別の製品なのかもしれない。

● モレスキンタイプのノートもあり。プライベートブランドだ。B7サイズがダイスキンに近い。幅はほぼ同じ。背丈が短い。中紙は78枚,価格は180円だったかな。中国製だ。
 もちろん,買わなかった。ダイスキンでいいもんね。


(2015.06.10 追記)

SYSTEMICの値付けは,べつに間違いではないようだ。その後,いくつかの文具店を見てみたけれど,こんな値段だ。
ぼくはいいときに買ったのかもしれない。

2015年5月8日金曜日

2015.05.08 ダイスキン,使い終えた

● 5月6日に使い終えた。使い始めは3月25日だったので,43日間で使ったことになる。今までは,だいたいひと月だったので,だいぶもってしまったな。
 4月にノートを書かない期間があったので,まぁ,こんなものですな。

● 次は何を使うか。引き続き,黒のダイスキンだ。考えない。ダイスキンだ。
 ダイスキン,だいぶ使ってきたような気がするんだけど,黒は今回で5冊目だ。橙と赤をいれても,9冊目だ。あとは,セリスキン2冊,モレスキン1冊,コクヨCampus,無印「開きやすいノート」など。
 手書きでメモを取るようになったのがそんなに前じゃないから(2013年6月),これもこんなものか。

● ともかく,80冊以上の在庫を溜めてしまっているんでね,どんどん使っていかなきゃシャーナイワって感じ。
 だけじゃなくて,100円とは思えない使い勝手。惜しみなく使える気安さ。大したことは書かなくてもいいやと思えるプレッシャーのなさ。Preppyとの相性の良さ。

● 文具雑誌にはいろんな人の体験記というか,私はこれを使っています,こんなふうに使っています,なかなかいいですよ,っていうのが載っている。
 それを読むと,ま,影響を受けるわけですね。自分も同じものを使ってみようかな,なんて思ったりする。
 でも。自分はダイスキンで行きましょ。文具雑誌がダイスキンを取りあげることは,まずないだろうけどね。

2015年5月7日木曜日

2015.05.07 Preppyの嵌合問題が解決

● Preppyはキャップ内にいくつかの突起があって,それが軸を掴むようにして本体とキャップが結合する仕様。
 ところが,何度も外したりはめたりしていると,樹脂のことゆえ,突起部がすり減る。で,嵌合が緩くなる。下に向けるとキャップが落ちるようになる。

● だましだまし使ってきたんだけど,何かいい工夫はないものか。嵌合以外に問題はないので。
 と思っていたら,「ひろし」さんがコメントで教えてくれた。
 ダイソーでゼリータイプの瞬間接着剤を買って,それを爪楊枝に受けて,突起部を補ってやればどうか,と。

● なるほどと思って,接着剤を買っておいた。
 で,5日に「ひろし」さんのアドバイスを実行してみた。突起部はいくつかあるんだけど,そのすべてに瞬間接着剤を乗せたのでは,たぶんキャップが入らなくなるだろうと思われた。
 ので,2カ所だけ,接着剤を爪楊枝に付けて,突起部に上乗せしてみた。

● 放置すること12時間。結果,大成功。嵌合が再び効くようになった。「ひろし」さん,ありがとうございます。

● ただし,天性の不器用が災いして,いくつかの失敗もした。
 ひとつは,接着剤を乗せすぎたこと。ほんとにちょっとでいいのだった。付けるか付けないかくらいの感じでいいようだ。
 きつくなりすぎたかもしれない。このまま使い続けると,たぶん,キャップにヒビが入るだろう。あらかじめテープを巻いて補強しておいたほうがいいかもしれない。

● もうひとつは,付けるべきじゃないところに付けてしまったこと。その結果どうなったかというと,Preppyが汚くなった。ティッシュのかけらがくっついたりして。
 瞬間接着剤だから,なかなか落ちてくれないですね。

● とはいえ,そんなことは些事ですな。
 ともかく,Preppyの唯一の不具合が解消した。これで目指すぞ,カートリッジ100本使用。
 嬉しくて仕方がない。「ひろし」さん,本当にありがとうございました。

2015年5月6日水曜日

2015.05.06 コスパだけで愛用品を決めていいのか

● ダイスキン+Preppyで満足している。ただね,もっといいものを使わないと,棺桶に足を突っこむときに後悔するかもしれないなっていう思いがきざすことはある。
 ずっとダイスキンでいいのか。ずっとPreppyでいいのか。

● ダイスキンもPreppyもコスパは高い。たぶん,一番かもしれない。
 でも,コスパだけで愛用品を決めていいのか。高くてももっと使い勝手のいい製品を選択したほうがいいんじゃないか。

● でも,これは直らないかもしれない。物心ついたときから,そうだったような気がするんでね。
 とっておきは使わないでしまっておく。そういう癖があった。貧乏性というんでしょうなぁ。
 長じても基本のフォームは変わらない。いいものはしまっておこう。って,高価なものは持ってないんだけど,文具店にしまっておくっていう感覚ですかね。

● 逆もあるんですよ。Preppyには17本目のカートリッジを装着しているんだけど,とにかく長持ちさせて,1本のPreppyで100本のカートリッジを使ったらギネスものじゃないか,それを狙ってやるか,っていう。
 ダイスキンにしても,ずっと使い続けて,100冊をこえるダイスキンが並んでいる様も壮観じゃないか。その壮観を作ってやろうじゃないか,っていう。

2015年5月5日火曜日

2015.05.05 『趣味の文具箱 No.32』の奥野宣之さん

● 『趣味の文具箱 No.32』(枻出版社)に奥野宣之さんのインタビュー記事が載っている。彼の著書は『情報は1冊のノートにまとめなさい』をはじめ,いくつか読んでいる。


● ペリカンの万年筆をメインの筆記具にしているようだ。といって,高級品(?)はそれくらい。あとは,わりと,ぼくと同じとまではいわないけれども,ごく普通のペンやノートを使っているっぽい。
 本人は,同じものを長く使いたいと語っているけれども,そこに頑なになっているふうでもない。

● 名刺入れにカードをクリップでとめてメモがわりに。超簡易なジョッターだ。なるほど,こういうやり方もあるのか。しょっちゅう使うんでなければ,こうした手作りジョッターで充分だな。
 裏紙利用も。包装紙を切って裏側をメモ用紙にする。会社ではあたりまえに行われていることだと思うけど,プライベートでやってる人はあまりいないのじゃないか。奥野さんは自営業だから,仕事でやっている範疇に入るんだろうけど。

● トレードマークのノートも,これと決めているわけではなくて,そのときの気分で選んでいるらしい。
 ただし,さすがにというか,ダイスキンは使っていないようだ。

● 奥野さんのノートの特徴のひとつは,“貼る”にある。貼っている量がすごいのだ(それを選んで掲載したのかもしれないが)
 取材や旅行が多いからなのだろうけど,ここまで貼るんだったら,ぼくが使っているA6ダイスキンやポケットサイズのモレスキンより大きな判型がよさそうだ。
 ぼくの場合,貼るのは手帳に廻していたけど,もうひと月以上,手帳は使っていないに等しい状態だ。いきおい,ダイスキンに貼るようになっている。が,貼ったのは5枚だけだ。
 奥野さんのようにバンバン貼っていると,半月くらいで1冊のノートを使い切ることになるんだろう。

● 開高健が書いた「マグナカルタ」を拳々服膺しているようでもある。

  読め。
  耳をたてろ。
  両眼をあけたままで眠れ。
  右足で一歩一歩歩きつつ,左足で跳べ。
  トラブルを歡迎しろ。
  遊べ。
  飲め。
  抱け,抱かれろ。
  森羅萬象に多情多恨たれ。

  右の諸則を毎日三度,
  食前か食後に暗誦,
  服用なさるべし。

  御名御璽

2015年5月4日月曜日

2015.05.04 ダイスキン,今までで一番潤沢にある

● 行きつけ(?)の宇都宮駅前のララスクエア4階のダイソーを覗いてみた,ら。
 ダイスキンが潤沢に補充されていた。A6もB6も。A6の黒もどっさりあった。

● 思いましたよ。こんなことなら,こんなに買い溜めておく必要なかったじゃん,って。80冊を超える在庫を抱えてますんでね。
 どうすんだよ,こんなにたくさん。使う前に日焼けしちゃうんじゃないか。こういうのを考えなしっていうんだろうかなぁ。

● ダイスキンの唯一の不安は供給が不安定なこと,っていう状況が続いてましたからね。それに対してどうすればいいかというと,ごっそり買い溜めておくこと。それ以外に対応策はない。
 それにしたって,モノゴトには限度ってものがありますわなぁ。

● 使ったあと,日焼けするのはいいんですよ。でも,使う前に日焼けしたんじゃね。日焼けした紙に書くんじゃ,切なすぎるぞ。
 せいぜい,日焼けさせないよう,保存に気をつけよう。

2015年5月3日日曜日

2015.05.03 『文房具大賞 私のベスト文房具』をながめて 2

● その『文房具大賞 私のベスト文房具』に載っている数多くの文房具の中で,ちょっと引っかかってきたのが,BICのエクストラEZ。

 「ニードルチップを採用」とある。ゼブラのミリペンのような感じなんですかねぇ。


● 今度,文具店に行ったときに探してみよう。ミリペンのようなんだったら,使ってみてもいいかなと思いますんでね。違うでしょうけどね。
 価格は80円。当然,使い切りタイプだろう。


● いや,じつは宇都宮の文具店をいくつか回ってみたんだけど,見つけることができなかったんですよ。
 ま,そんなに執念を入れて探そうとまでは思ってないんだけど。

● 文具店も売れ筋に特化しますよね。フリクションの専有面積はすごいものな。次いで,ジェットストリームとハイテックC。
 4番手,5番手になると,扱いが小さくなる。売れる商品が正義だ。

2015年5月2日土曜日

2015.05.02 日経WOMAN 2015年5月号-時間の使い方がうまくなる! ノート&手帳術

編者 安原ゆかり
発行所 日経BP社
発行年月日 2015.04.07
価格(税別) 537円

● まず手帳について6人の実例を紹介。面白かったのは,うち2人が百均手帳を使っていたこと。どちらもマンスリー。
 それぞれの手帳が写真で掲載されているんだけど,百均手帳だからといって見劣りがするわけでもない。そりゃそうだ。手帳はどう使うかが問題であって,何を使っているかは枝葉末節に属する話だ。
 それぞれの使い方に合った手帳は存在するんだろうけど,手帳が使い手を支配するなんてことのあるはずもない(と思う)。

● ノートのほうは,菊池亜希子さんがメインで登場。女優,モデル,クリエーターと紹介されている。才色兼備ですな。雑誌の編集長的な仕事もしているようだから,ハンパないんだろうな。
 ライフのノーブルノート(A4 無地)を使用しているとのこと。しかも,右ページのみを使用。ライフでも裏抜けすることがあるようだ。
 イラストを多用している。絵で何かを伝えることができる人って,それだけですごいなと思う。自分ができないからなんだけどね。

● 対照的に強面の佐藤優さん。1日24時間の行動記録をノートに付けている。こういう人も世の中にはいるのか。コクヨCampusの100枚つづり(そういうのがあることを知らなかった)をひと月に1冊つぶしていくというから,これも大変なものだな。
 ロシア語の個人レッスンも継続している。そこでの収穫もそのノートに書いておく。書き方はとにかく速度重視。乱雑になる。男のノートという気がする
 この人,1ヶ月に300冊読むという超人。

● 方眼ノートの高橋政史さん,東大生ノートの太田あやさんも登場。が,ありていにいうとあまり面白くなかった。っていうか,ちゃんと読む気にならなかった。
 高橋さんのは,あらかじめフォーマットを固く決めておくというやり方。ぼくのダメなところなのかもしれないけれど,それだけで勝手にすればと思ってしまう。

● なぜ,それが自分のダメなところかといえば,ダメじゃんと思うやり方に対する対案をぼくは持っていないからだ。
 ぼくのやり方は,よくいえば無手勝流。普通にいえば考えなしでやっているだけだから。

2015.05.02 『文房具大賞 私のベスト文房具』をながめて

● 『文房具大賞 私のベスト文房具』(宝島社)はパラパラと見ていると楽しいムックで,寝ころがってパッと開いたページを見るという楽しみ方を継続中。
 皆さん,それぞれの思い入れがあるんですな。中にはヤラセや無理強いもあるのかもしれないけどね。

● ぼくの場合は,ダイスキン+Preppyの300円システムで安定しちゃってて,そこから先に行かないので,ほんとに見るだけなんですけどね。
 しかも,ノートとペン以外の文房具はプライベートでは使うことがない(読書するのに付箋を使っている程度)。

● でも,どんな文房具を使っているのかっていうのは,書斎を見るのと似ていて,その人の人生観まで覗き見ているような気分になる。出歯亀趣味を満足させられる。
 使っている文房具からその人の人生観を推測するなんて,まぁ,無茶ではあるんですけどね。だいたい間違うとしたものだろうけど。

● で,ダイスキン+Preppyで充分ですよと語る輩がこうした雑誌に載っていたとしたら(載るわけないけど),ぼくならどう思うだろうか。
 面白味の欠片もないやつだなと思うんじゃなかろうか。アソビのないやつだな,って。

2015年5月1日金曜日

2015.05.01 Preppyに17本目のカートリッジを装着

● 嵌合が弱くなっているんだけど,まだ使える。ので,17本目のカートリッジを装着した。
 200円のPreppyをここまで使っているのは少数派なのか。それとも,あたりまえなのか。

● ぼく的には,Preppyで不満を感じないんだけど,これって不味い料理しか喰ったことがないから不味い料理に不満を感じないっていうのと同じですか。
 あるいは,旨い料理を喰っても,その旨さがわからない味オンチなのかもしれないけどね。

● どの分野にも信じられない人がいるものだ。Preppyで100本のカートリッジを消化したよっていう人もいそうな気がする。
 いないのなら,自分がその1人目になってみたいかなぁ。

● っていうか,あれですか,そこまで使うなら,もっといいのを買いなよ,ってことですか。