2014年10月7日火曜日

2014.10.07 ゴージャスを排す

● 文具であれ何であれ,モノそのものが自分の価値を高めてくれるなんてことはあり得ない。あたりまえだ。
 Lettsの手帳を抱えていようが,ロレックスの腕時計をしてようが,エルメスのバーキンを提げていようが,10カラットのダイヤをまとっていようが,ロールスロイスに乗っていようが,どこぞの高級マンション最上階のペントハウスに住んでいようが,それはそういうモノを持てる経済力があるという証明にはなっても,経済力があるという証明にしかならない。

● 今は,いろんな力の中で経済力が最も大きな力だから,人をひれ伏させる感があるけれども,たかが経済力に過ぎないという斜に構えた視点を,どこかに持っていた方がいいように思う。
 実際,8畳ひと間のアパートの住人がペントハウスの住人に総合力で勝るという例は,それなりの比率で存在するのではないか。少なくとも一例をぼくは知っている。

● ゆえに,機能性に欠けるところがなく,使い勝手の良い,安価なものを,使っていきたい。
 高価なものには高価なりの理由がある。たぶんそうなんだと思うけど,その理由なるものが,機能とは関係のない装飾性であったり,希少性であったりするものは,注意深く排除していきたい。
 と言いながら,自分の300円システム(ダイスキン+Preppy)を正当化しようとしているわけなんだけどね。

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