2014年9月28日日曜日

2014.09.28 人に手帳を贈るというのはやってもいいことか

● モレスキンをくれた人がいるんでね。その人にお返しをしなきゃなと思ってるんですよ。モレスキンに対するものだから,できれば文具がいいかな,と。
 “ほぼ日手帳”なんかどうだろうと思う。猫が好きな人なので,マミタスなんかピッタリじゃないかな。

● でも,人に何かを贈るって難しいでしょ。あんまりプライベートに踏みこんじゃいけないしね。人のプライバシーにどこまでお邪魔していいか。こちらの気持ちを押しつけちゃいけないし。
 その人のことをよく知っていないと,贈られた側がガラクタとしか思えないものを贈ってしまいそうだ。捨てるという余計な手間をかけさせることになる。

● そこで,難しいのは,手帳を使ってないんだよな,その人。それを知っていて“ほぼ日手帳”を贈るのは,まぁちょっと押しつけっぽいな。
 手帳ぐらい使えよ,大人のたしなみだろ,っていう説教くささを伴う。何気に上から目線が混じっている。

● もうひとつの問題は自分が使っていないこと。自分じゃ使っていないんだけど,オレ,これけっこう気に入っているからさ,っていうのもなぁ。ウソじゃないんだけどね。

● では,手帳を使っている人になら“ほぼ日手帳”を贈ってもいいか。これはもっと難しいだろう。その人なりのこだわりがあるはずだから。
 こだわりのあるモノに関しては,そのこだわりから1㎜でもずれたものは使いたくないものだ。こだわるということは,許容範囲を極端に狭くすることでもある。

● 人にモノを贈るのは難しい。なら現金の方がいいか。香典じゃないんだからね。それも変だ。
 という中で,贈答文化がこの国には(たぶん外国でも)根づいている。たいしたもんっちゃたいしたもんだ。
 でも,結局は無難なもの,飲む人にはウィスキーとか,に落ち着かざるを得ない。ぼくも飲む口だけど,ウィスキーをもらって嬉しいかといえば,そうでもないような。

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